構築主義について

どうも、あずごろうです

 

 

 

今日はタイトルの通り

 

構築主義

 

のお話をしていきたいと思います

 

 

人文科学系統の学生はおろか、

社会学の学生でもそんなに知らない分野だと思います

 

なんせつい数ヶ月前まで自分も知らなかったし

 

 

そんでもって

構築主義とはなんぞやと思い

構築主義の教科書を読んでたわけであります

 

全てを精読しているわけではないので

若干本来の理論とは異なる場合がありますが悪しからず

 

 

 

構築主義とは何か

ごくごく単純に言うとするならば

社会問題の社会学と言えます

 

ある所与の社会的事象に関して

それは社会問題であるのか

なぜ社会問題であるのか

といったことを定義するための理論的枠組みというところです

 

 

この構築主義

お察しの通り社会学のメインストリームではありません

 

社会学のメインストリームにあるのは

機能主義という考え方であります

 

機能主義において

社会問題は

ごくごく簡単に言えば

社会学者が社会問題であると言えばそれは社会問題であるのです

 

たとえば

自分が研究しようとしているブラックバイト

これを社会学者が問題であるといえば

社会問題になるのです

 

 

社会学者が社会問題を同定できる根拠は?

社会問題とそうでないものを明確に区別する基準は?

機能主義において

もっと言えば社会学の主流において

社会問題の定義云々に関しては

ほとんど見て見ぬふりをされてきたのです

 

 

そこで出てくるのが構築主義という考え方であります

 

構築主義的考えに基づけば

社会学者は社会問題とそうでないものを区別する必要はなく

所与の事象について

クレイムを申し立てる集団の

意見のやりとりを追っていけばよいということになります

 

 

具体化すれば

ブラックバイトを是正しろと唱える集団がある

その集団は

このアルバイトにおけるこれこれの部分がブラックバイトたるものであるから

ここを直しなさいと述べる

 

その集団の主張における

これこれの状態がすなわちブラックバイトという社会問題を定義するものとなる

 

 

といった感じ

 

 

書いていてだんだんと頭がこんがらがってきたので

今日はこのあたりで